Fiverrをやってみた!日本人がFiverrを始めるなら知っておきたいこと
近年は、在宅ワークへの需要の高まりから、日本国内ではクラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどのサービスが人気となっており、利用している方も多いのではないでしょうか?そんな在宅ワークの需要や不景気の影響もあり、昨今では価格破壊が問題となっています。相場の1/10や1/100のでの募集や依頼、時給にすると100円程度の案件も少なくありません…。(アルバイトでもした方がよっぽどいいですよね……)
Fiverrでできるお仕事は、ライターや翻訳、デザイン、ロゴ制作、ボイスオーバーなどなど多岐にわたっていています!
そんなグローバルに仕事をしたいという要望から、海外の在宅ワークサイトにも注目が高まっています!
とりわけ「Fiverr」は、参加しやすさで、日本人でも試している方が多いんです。サポートは全て英語なので、英語での対応が必須です。
Fiverrとは?
日本では「ココナラ」と似た感覚で「5ドル」からサービスを提供できるという手軽なサービスで、初心者でも参加しやすい。海外のサービスには珍しく、本名である必要もなく、顔出し不要!仕事をする人は販売者となり、手数料は20%(購入された金額から引かれます。また、購入者はさらに5%もプラスで負担)
大体の手数料は日本のサービスと変わりません。月額費用などもなく、誰でも無料で始められます!
払い出しは、銀行口座振り込みやPaypal(ペイパル)、Payoneerに対応しています!ペイパルの場合はFiverrの手数料は無料。(ペイパルでのレートの手数料は別途かかります。)銀行やぺイオニアも、それぞれ別途手数料はかかります。
本人確認は必須!
※Fiverrは本人確認の要らないサービスと紹介されていることが多いですが、Fiverrでも本人確認は必要です!登録時には本人確認を求められませんが、後で求められるので、その際にしておかないと、一定期間内に仕事はストップされ、アカウントやお金を凍結されます。
本人確認書類は、パスポートか運転免許証、外国人の場合はVISAなど在留カード、IDカード。(健康保険証やマイナンバーカードは非対応:2022年10月現時点)
認証の際に携帯の電話番号とスマートフォンのカメラが必要です。SMSで送られてきたURLを開き、指定された本人確認書類の写真(明るいところで撮ったできるだけ解像度の高いもの)をアップロードし、次に今の自分の顔を自撮り(画質の良いカメラを利用し、できるだけ明るいところで撮りましょう)し、それをまたアップロードします。政府機関でも使われている認証システムで、本人確認の書類が本人の顔かどうかを判別するそうです。
問題などなければ、すぐに終わる作業です!
Fiverrに向いている人
・英語が苦手ではない、苦手意識がない。
英語での対応が必要なので、英語ができると良いのですが、翻訳機能を使っての対応でも大丈夫!苦手意識がないことが重要。
・色んな価値観の人にも苦手意識がない。
外国の方には色んな価値観の方がいるので、日本人からすると「失礼だな」と感じることもしばしば。その辺をおおらかに受け流せれば問題ありません。
・とにかくスピード重視!
5ドルからという安さが売りのサービスなので、品質よりもスピードを求められることが多いです。(いきなり単価の良い仕事が入ることはかなり少ない)
とにかく「1日で!」とか、何時間以内になど、そういった要望に対応できるかもポイントです。※納期は指定できるので(大体3日前後が多い印象)、無理のない範囲で仕事を引き受けましょう。
・丁寧にしすぎない。
いきなり「今仕事できる?」「○時までに届けて!」なんていう相談も多いので、丁寧に対応しすぎると疲れます……。ある程度の雑さも大切!無理な要求には応えず、しつこい時はブロックです。
スパムメールや外部への誘導メールもとにかく多いです。「Gmailで連絡して!」「このIDを○○というサービスで探して!」など、これは全部「規約違反」です。
トラブルになることもあるので、相手にしないようにしましょう。また、Fiverrの規約違反に抵触すると、最悪退会させられてしまいます。
デメリットもある
・需要はそこまでないかもしれない
そもそも日本人向けの仕事の需要はそこまで多くないため、お仕事の受注自体は多くありません。
・結構値切られる。
結構値切り交渉はされます。日本人に頼むと安いって情報が出回っているんだろうかと思うほど……。そこは無理のない範囲で対応しましょう。
・割りに合わないことも多い。
ちょっとしたことを小額から頼めるというのがFiverrのメリットなので、金額と労力を考えた時に、見合ってないな〜と感じることも少なくありません。
結局、これが原因で辞めてしまう人も多いです。
お金よりもやりがい!
Fiverrを試してみて、学びは多かったです。お金よりも経験を積んだりすることに意味があるのかもしれません。
仕事として使うのにはちょっと難しい部分もありますが、可能性も大いにあるツールだと思います。
ぜひ興味のある方は試してみてくださいね!